米Microsoftは現地時間の3日、Internet Explorer(IE)の未修正の脆弱性を突いた攻撃が発生したことを受け、アドバイザリーを公開して注意を呼び掛けた。米Symantecもこの攻撃についてブログで解説している。
Microsoftによると、脆弱性はIE内部の無効なフラグ参照に起因するもので、悪質なコードを仕込んだWebサイトをユーザーが閲覧すると、リモートでコードを実行される恐れがある。IE 6~8がこの問題の影響を受けるが、IE 8はデータ実行防止(DEP)機能によって保護されており、デフォルトの状態で問題を悪用される可能性は低いとしている。IE 9のβ版はこの脆弱性の影響を受けないという。
この問題を突いた標的型攻撃の発生も確認されたが、現時点での影響は「極めて限定的」であり、ユーザーに影響が出たという情報は入っていない。悪用コードが見つかったwebサイトはこれまでのところ1つだけだが、発見された時点でMicrosoftは同サイトを停止させるための法的措置を講じ、既に悪用コードは削除されたという。
脆弱性を修正するための更新プログラムは現在開発中だが、「この問題は定例外リリースの基準は満たしていない」とMicrosoftは説明しており、月例セキュリティ更新プログラムでの対処になるとみられる。ただし攻撃発生の動向によっては状況が変わる可能性もあるとしている。(ITmedia)
New IE Zero-Day used in Targeted Attacks | Symantec Connect
Windows XPのシェア、60%切る
Windows XPは依然として世界で最も使われているOSだが、そのシェアは少しずつ低下しており、10月には60%を切った。
調査会社Net Applicationsによると、同月のWindows XPのシェアは59.07%。1年前は70%のシェアがあったが、徐々に減っている。Windows Vistaも一貫してシェアが減少し、12.88%となっている。一方、Windows 7のシェアは18.24%と、1年前の発売から順調に伸びている。この1年の累計販売本数は2億4000万本で、7月にはWindows Vistaのシェアを抜いた。
Windows XPは発売から10年近く経過しており、Microsoftは2014年4月に同OSのサポート終了を予定している。(ITmedia)
Operating system market share – Net Applications
ソフトバンクBB、アルマーニとiPhone ケースなどを共同開発
ソフトバンクBBは11月2日、ファッションブランド「Giorgio Armani」と共同開発したiPhone 4向けケース4種、iPad向けケース4種を、日本限定で12月1日に発売すると発表した。
デザインは型押しカーフレザー3色、クロコダイルプリントのカーフレザー1色、ガラス加工パテントカーフレザー3色、パンチングカーフレザー2色。価格は、iPhone 4ケースが2万4150円、iPadケースが5万400円。ソフトバンクショップ2店舗(ソフトバンク表参道、ソフトバンク名古屋)、SoftBank SELECTIONオンラインショップ、アップルプレミアムリセラー・吉祥寺ストアーなどで販売予定。(Cnet news)
ジョルジオ アルマーニとの共同開発によるiPhone 4、iPad向けケース18アイテムを発売 | ソフトバンクBB株式会社
村上龍氏、電子書籍制作・販売会社を設立へ
小説「限りなく透明に近いブルー」などで知られる芥川賞作家、村上龍氏(58)が電子書籍を制作・販売する会社を設立する。村上氏自身の既刊本や新刊本のほか、瀬戸内寂聴氏(88)らほかの作家の作品も電子化、米アップルなどのサービスを通じて配信する。4日に村上氏らが記者会見し、発表する予定。
設立する会社の名称は「G2010」。資本金は1000万円で、村上氏とソフト開発会社(同)が折半出資する。同氏のデビュー作「限りなく透明に近いブルー」(1976年)から順次、電子化し、年内にも配信を開始。瀬戸内氏やよしもとばなな氏(46)の未発表作品の電子化も手がける予定だという。
開発費の回収後は、電子書籍収入の40%前後を作者に配分する。出版社との関係も維持し、既刊本の電子化でデータやアイデアの提供が出版社からあった場合は対価を支払う。また、電子書籍として出た新作を、出版社が紙の書籍として出すことも想定している。
村上氏は今年の7月、文芸誌に連載した長編小説「歌うクジラ」を紙の本として出版するのに先駆けて電子書籍で先行販売し(関連記事)、話題になった。(ITmedia)
出版大手10社中8社が減収
帝国データバンクが11月1日まとめた出版業界の2009年度決算調査によると、出版社の売上高上位10社のうち、8社が減収だった。出版、取次、書店の3業種とも、2期連続減収の企業が2期連続増収の企業を上回っている状態で、「出版業界総倒れの様相を呈している」という。
売上高が1000億円を超える集英社、講談社、小学館のトップ3はそろって減収。3社の減収は2期連続だった。講談社、小学館と光文社は2期連続で最終赤字に陥っており、文藝春秋も最終赤字に転落した。一方、女性向け雑誌などが好調な宝島社は上位10社の中で唯一、2期連続で増収・最終黒字だった。
書店は上位10社のうち、ジュンク堂書店など5社が2期連続の増収。紀伊国屋書店、丸善、有隣堂のトップ3社は減収だったのに対し、準大手クラスが健闘している。書店業界では2期連続増収だった企業の割合が多かったが、その一方で2期連続減収の企業の割合も多く、二極化が進んでいる。
取次では大手の日本出版販売、トーハンがそろって2期連続の減収だった。ただ、7割近くの業者が2期連続の最終黒字となっており、「出版業界の中では、出版取次業者が最も利益を確保できる業種と言える」としている。(ITmedia)