「北朝鮮砲撃」に便乗する悪質サイト、偽ソフトを配布

米トレンドマイクロは現地時間の23日、北朝鮮による韓国への砲撃に“便乗”した悪質サイトが確認されたとして注意を呼びかけた。悪質サイトにアクセスすると、「偽ソフト」などのマルウェアをインストールさせられる恐れがある。
今回確認された悪質サイトは、11月23日に発生した「北朝鮮砲撃」の情報を提供するサイトに見せかけており、この事件に関連した特定のキーワードで検索すると、同サイトが検索結果として上位に表示されるようになっている。検索結果のWebサイトをプレビューできるGoogleの「インスタントプレビュー」機能では、悪質サイトの内容は一見まともなように表示される。実際にアクセスすると、Flash Playerをアップデートするよう促す文章と、Flash Playerアップデートへのリンクが表示される。
しかし、これらの表示はすべて虚偽。リンクをクリックすると、Flash Playerに見せかけたマルウェア(悪意のあるソフト)である「偽ソフト」がダウンロードされる。この偽ソフトは、大した機能を持たないにもかかわらず、ウイルス対策などの機能を備えていると称して、インストールすると勝手に動き出し、偽のウイルス警告を表示。ウイルスを駆除したければ、有料版を購入する必要があるとして販売サイトへユーザーの誘導を繰り返し、クレジットカード番号などを入力させようとするという。
トレンドマイクロでは、今回の悪質サイトが配布する偽ソフトに対応済み。同社のセキュリティ対策ソフトを利用していれば、検出・駆除できるとしている。(ITPro)
Cross-Border Korean Shelling Leads to FAKEAV | Trend Micro

Androidに情報流出の脆弱性

Googleのモバイル向けOS「Android」のWebブラウザに、ユーザーの情報を盗み出すことができてしまう脆弱性が報告された。脆弱性を悪用された場合、Android端末やSDカードに保存された情報が盗まれる恐れがあるという。
この脆弱性は英国のセキュリティ専門家トーマス・キャノン氏が発見し、セキュリティ関連メディアのheise Securityが確認した。同氏とheiseのブログによれば、Android最新バージョンの2.2(コードネーム「Froyo」)を含む全バージョンに脆弱性が存在するという。キャノン氏はコンセプト実証の動画を公表し、heiseはAndroid 2.2を搭載したGoogleの「Nexus One」とSamsungの「Galaxy Tab」で、この脆弱性が悪用できることを確認したとしている。
攻撃者は不正なJavaScriptを仕込んだWebサイトをユーザーに閲覧させ、ローカルのファイルを取得できてしまうという。この過程でファイルがダウンロードを知らせる警告メッセージが一時的に表示はされるが、転送の中止できるオプションがない。ただしAndroidのブラウザには「サンドボックス」というセキュリティ保護が施してあるため、攻撃者がアクセスできるのはユーザー情報のみで、システムディレクトリにはアクセスできないという。しかし携帯カメラで撮った写真や、例えばオンラインバンキングアプリなどのファイルにアクセスされる恐れはあるとheiseは指摘する。
キャノン氏は米国時間の19日、この問題をGoogleに知らせ、すぐ返答があったと報告。修正パッチは現在開発中だが、近くリリースされる予定のAndroid 2.3(同「Gingerbread」)には間に合わず、それ以降のメンテナンスリリースに修正が盛り込まれる見通し。それまでの対策としてキャノン氏は、ブラウザの設定でJavaScriptを無効にするか、ファイルをダウンロードする際に必ず許可を求められるOpera MobileなどのWebブラウザを使うことなどを挙げている。(ITmedia)

米陸軍向け動画共有サイト「milTube」が発表に

米軍向けのネットワーク・ソリューション開発を手掛ける政府機関「PEO C3T(Program Executive Office for Command, Control and Communications-Tactical)」は現地時間の22日、ファイアウォールでセキュリティ保護された米陸軍向け動画共有サイト「milTube」を発表した。
milTubeを使うと、世界の軍事施設でトレーニングやセレモニーの動画、ニュースのビデオクリップなどを、チャンネル、カテゴリー、タグごとにアップロード、分類、検索、視聴することができる。ビデオと音声はセキュリティ保護されており、未承認の視聴や配信はできないようになっている。
複数のビデオ方式をサポート、音声のみのストリーミングも可能。地域ごとのバンド幅の違いを診断する機能により、どこからでも視聴とアップロードが可能。デスクトップパソコンとモバイルデバイスの両方に対応する。
milTubeは、米陸軍向けナレッジツール群「milSuite」の新たなサービスのひとつ。「milSuite」は民間向けのwiki、ブログ、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)と同様の機能を持つ「milWiki」「milBlog」「milBook」などで構成されている。各部署や部隊のユーザーはファイアウォールで保護された環境で、公式の非機密情報を共有したり、対話することができるという。 (ITPro)
PEO C3T News :: milTube

オペラ、「Opera 11」ベータ版をリリース

ノルウェーのOpera Softwareは現地時間の23日、「Opera 11」のベータ版をリリースした。新機能の1つとしてタブスタッキング機能が追加されている。
2009年9月に公開された「Opera 10」ではビジュアルタブ機能が追加されたが、タブスタッキングでは、それらのタブをグループ化することができる。スタックの上にポインタを置くと、そのスタックにあるすべてのタブがプレビュー表示される。
同社によれば、「Opera 11では、ページがより速く読み込まれ、複雑なアプリケーションがより滑らかに動作する。Opera 11は、多くの新機能があるにもかかわらず、Opera 10.60より30%小さくなっている。そのため、よりすばやくダウンロードでき、より少ない手順でインストールできる」という。
また、Flashなどのプラグインをクリックしたときのみ読み込むよう指定できるようになった。これにより、プラグインの多いサイトではページの読み込み速度が最大30%向上するという。アドレスバーでは、長いURLが隠されるようになり、より安全な利用のためにセキュリティ情報を確認できるアイコンが追加された。
Opera 11では、「Google Chrome」など多くの競合ブラウザと同じように、アドレスバーに直接文字を入力したときに、Googleの予測検索機能が利用可能になった。さらに、Operaのカタログからエクステンションのインストールが可能になったほか、HTML 5にも対応している。(Cnet news)

アップル、「iOS 4.2」を公開 iPadでマルチタスクに対応

Appleは22日、同社モバイルOSの最新版「iOS 4.2」を「iPad」「iPhone」「iPod touch」向けに公開した。主な新機能としてAirPlayやAirPrintなどを搭載している。
AirPlayは、iPad、iPhone、iPod touchから音楽、ビデオ、写真をワイヤレスでApple TVにストリーミングすることができる機能。AirMac ExpressとAirPlayを使ってステレオやパワードスピーカーにもワイヤレスでストリーミングすることや、今後市販予定のAirPlay対応のスピーカーに直接ストリーミングすることも可能。 AirPrintは、Wi-Fiプリントアーキテクチャとして、プリンタドライバ不要での印刷を可能にする。AirPrint対応プリンタを使うことで、iOSデバイスから直接プリントできるようになる。
iOS 4.2では、マルチタスク、フォルダ、統合インボックス、Game Center、AirPlay、AirPrintなど、iOS 4.0、4.1、4.2が持つ100以上の新機能をiPadでも利用可能になる。Appleの最高経営責任者(CEO)スティーブ・ジョブズ氏は、「iOS 4.2によりiPadはまったく新しい製品に生まれ変わる。iOS 4.2とiPadの組み合わせは、他のタブレットが目指すことを望みながらも、ほぼ到達できないであろう新たな目標を定義するものだ」と述べている。
Appleは、iOS 4.2の公開に伴い、紛失したiPad、iPhone、iPod touchを探す機能「iPhone(iPad、iPod touch)を探す」が、MobileMeに加入しなくても無料で使えるようになったことも発表した。無料の「iPhoneを探す」機能は、iPhone 4、iPad、第4世代のiPod touchで利用可能。アプリケーションはApp Storeから無料でダウンロードすることができる。(Cnet news)