米Googleは現地時間の2月1日、公式ブログで、Street View技術を使って世界の17の美術館を訪問できるようになったと発表した。
「Art Project」と名付けられた、このサービスを利用することで、ユーザーはニューヨークのMetropolitan Museum of Art、フィレンツェのUffizi Gallery、ロンドンのNational Gallery、アムステルダムのVan Gogh Museumなどの美術館内の所蔵品を鑑賞することができる。
ユーザーが美術館を選択すると、多くの展示ホールを歩いて回るか、または特定の美術品を選び詳細を右側に表示させて学習するかを選べる。Googleによると、Art Projectでは1000以上の美術品が閲覧可能になっているという。さらに、17の美術館はそれぞれ、所蔵品の中から1点を選び、それをギガピクセルの超高解像度で撮影することにより、ユーザーはそれらの作品を70億ピクセルの画像で鑑賞できる。
Googleは、実際に美術館にいる体験を取り込むため、「トロリー」と呼ばれる新たな車両を導入。車両は美術館内を動き、既存のStreet View撮影車が公道で実施したように、美術館内を360度全周囲の画像を撮影したという。
また、Art Projectの「Create an Artwork Collection」機能により、ユーザーは、気に入った作品のビューを保存することできる。さらに、美術品にコメントを添えたり、他のユーザーとコレクションを共有することも可能だという。(Cnet news)
Official Google Blog: Explore museums and great works of art in the Google Art Project
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Baiduライブラリに著作物が多数アップロード
百度(バイドゥ)が提供している文書共有サービス「Baiduライブラリ」に、漫画や小説などの著作物が多数アップロードされていることが明らかになった。
Baiduライブラリは文書管理のプラットフォームにSNS機能を付加したもので、趣味や仕事に関する自作の文書をユーザー同士で共有することを目的としている。ファイルは、DOC、PDF、PPT、XLS、TXT形式などでアップロード・共有され、共有されたファイルはダウンロードできるほか、ブラウザ上でプレビュー表示することも可能。イデアルリンクが運営していた「Hot.Docs」を譲受して11月にベータ版を開始した。
著作物のアップロード件数が多いのは「漫画・コミック」カテゴリで、「ドラゴンボール」や「聖☆おにいさん」などの人気漫画がPDF形式で公開されている。これに対し講談社は2月1日に削除を求める声明を発表している。
バイドゥは「利用規約にあるように、著作物のアップロードを推奨しているわけではない。これまでも削除要請があった著作物については都度削除している。また著作物と見られるコンテンツはフィルタリングするシステムも取り入れているが、不十分だった」とコメント。講談社の声明については、「内容を確認し削除の作業を進めている」という。(Cnet news)
Baiduライブラリ:無料ドキュメント共有サービス
IPv4アドレス自由在庫がついに枯渇へ
インターネットアドレスを管理するInternet Assigned Numbers Authority(IANA)は2月1日、アジアのIPアドレスを管理するAPNIC(Internet Assigned Numbers Authority)に対して、自由に分配できるIPv4アドレスの最後の在庫の「/8ブロック」(約1678万個のIPアドレス構成)の二個の分配を完了した。
これでIANAが管理するIPv4アドレスの在庫は/8ブロックが五つとなる。この五つについては、「APNICなど世界に五つあるRIR(地域インターネットレジストリ)に一つずつ分配し、すべての割り振りを終了する」というポリシーが既に決まっており、これに基づいて近日中に分配が実施されるとIANAの在庫は枯渇する見込み。
各RIRの在庫はまだしばらく(数カ月前後)余裕があるため、直ちにユーザーへのIPv4アドレスの新規割り当てができなくなることはないが、日本のIPアドレスを管理するJPNICでは、IPv4アドレスの新規分配を受けられなくなることを前提とした準備と対応を呼びかけている。(ITPro)
GoogleとTwitter、エジプト向け「ネットなしでツイートできる」サービス
米Googleは現地時間の1月31日、ネット接続が遮断されているエジプトでも、音声回線を使ってTwitterに投稿できる「speak2tweet」を立ち上げた。
エジプトではインターネット接続が全面的に遮断されているが、音声通話は可能になっている。speak2tweetは、所定の電話番号(+16504194196、+390662207294、+97316199855)に電話をかけボイスメールを送ることで、#egyptのハッシュタグ付きでメッセージを投稿することができるサービス。投稿されたメッセージは、上記の電話番号に電話をかけるか、speak2tweetで再生することができる。このサービスはGoogle、Twitter、先にGoogleが買収した音声プラットフォームSayNowの協力で開発された。
インターネット遮断前は、ネットメディアAl Jazeeraが、ソーシャルメディアへのアクセス遮断に対抗し、Skypeで現地の人々の声を録音、録音した音声はAudiobooという音声サービスで公開されている。(ITmedia)
アルジャジーラ、エジプト市民に情報発信を呼びかけ
Associated Press(AP)によると、エジプト支局を閉鎖されたAl Jazeera(アルジャジーラ)は、エジプト市民に対し、ブログ、ソーシャルメディア、目撃証言、動画などを通じて、ムバラク・エジプト大統領への抗議活動が続く現在の状況を世界に伝えるよう情報の発信を呼びかけているという。
現地時間の1月30日、アラブの報道ネットワークAl Jazeeraのカイロ支局が閉鎖、中東の一部地域向けの放送信号も遮断された。これに先立ち、エジプト政府当局は、Al Jazeeraが今回の騒乱について反政府側に偏った報道を24時間続けており、それ自体がいっそうの混乱を招くおそれがあるとして同ネットワークを非難していた。
Al Jazeeraは30日、放送が遮断されたことに「非常な失望を感じる」と表明、6人のジャーナリストが拘束された31日には、「ニュースを伝えようとするわれわれの決意はむしろ高まっている」と述べた。APによると、Al Jazeeraは現在、固定カメラ映像と電話によるレポートを通じて引き続きエジプトの状況を伝えているという。(Cnet news)
The Associated Press: Al-Jazeera says 6 journalists held in Egypt