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IntelとLenovo、低価格ノートPC「Classmate+」

IntelとLenovoは現地時間3月9日、教育機関向けの安価なノートPC「Lenovo Classmate+」を発表した。

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Lenovo Classmate+は、Intelが途上国や教育機関向けに提供している低価格PC「Classmate PC」をベースにしたもの。Intel Atomプロセッサ、Windows 7、10.1インチのLEDバックライト付きディスプレイ、最大250Gバイトストレージ、Wi-Fi、130万画素カメラを搭載し、教育向けの専用ソフトがインストールされている。
今春、ラテンアメリカの教育推進団体「Organization of Ibero-American States」がClassmate+を15万8000台を導入し、学生に支給する。そのほか教育機関や政府機関などにも販売するという。Intel Classmate PCはこれまでに全世界で300万台以上出荷されている。(ITmedia)
Lenovo and IntelR Extend Digital Learning with New Lenovo Classmate+ PC

グーグル、検索に不要なサイトを排除可能に

米Googleは現地時間3月10日、検索アルゴリズムをアップデートし、ユーザーが不要と思うサイトを検索結果から排除することを可能にすると発表した。
排除の指定をすると、確認メッセージとともに指定を取り消すためのオプションが表示される。特定のドメインを指定すると、今後の検索結果には含まれなくなる。排除したサイトを管理および表示するためのオプションも用意される。
この機能は、「Chrome 9」以上、「Internet Explorer 8」以上、「Firefox 3.5」以上を使って英語版google.comにアクセスしている場合が対象で、順次利用が可能となる予定。(Cnet news)
Official Google Blog: Hide sites to find more of what you want

アップル、「iOS 4.3」をリリース

米Appleは現地時間の3月9日、iOS 4.3のリリースを開始した。当初は「iPad 2」の発売に合わせて11日のリリース予定だったが、9日朝にAppleの「iTunes」ソフトウェアからアップデートとしてリリースされた。
新機能としては、GSM対応「iPhone」でのWi-Fiテザリングのサポート、iPhone 4をWi-Fiモバイルルータにする機能を持ち、最大5台のデバイスをiPhone 4を介してネットに接続できる。(ただし現時点ではこの機能は日本では利用できない)
「iTunesホームシェアリング」機能で、MacまたはPCのiTunes共有ライブラリのコンテンツを再生できるようにもなった(iTunes 10.2が必要)。AirPlayによるビデオストリーミング機能で、写真アプリのローカルアルバムやiTunesのプレビューなどをApple TVで再生したり、Apple TV内の写真をスライドショー再生できる。セキュリティ修正も盛り込まれ、Safariの動作速度も向上している。iPadのスライドスイッチの機能を、スクリーン回転ロックかミュートから選べるようになっている。
iOS 4.3は、「iPhone 3G」など旧機種がサポート対象から外された初の「iOS」アップデートとなる。アップデート対象外となるのは、初代「iPhone」、第1、第2世代「iPod touch」など。(ITmedia)
アップル – iOS 4.3ソフトウェアアップデート
https://www.apple.com/jp/ios/

Google インスタントプレビュー、AndroidとiOSに対応

米Googleは現地時間の3月8日、同社検索機能「Instant Previews」を「Android」および「iOS」に対応させたと発表した。

Instant Previewsは、検索結果の一覧に表示されるウェブページの内容を、実際にアクセスする前に確認できる機能で、各ウェブページへのリンクの横に表示された拡大鏡アイコンをクリックするとウェブページの内容が画像として表示させることができる。同機能が対応するAndroidのバージョンは2.2(Froyo)以降、iOSのバージョンは4.0以降。(Cnet news)

LimeWire、音楽出版社と和解

著作権侵害で閉鎖されたファイル交換サービス「LimeWire」が、音楽出版社から起こされていた訴訟で和解した。
Lime Wireが交わした和解合意は、EMI Group、ソニー、Vivendiの子会社を含む30社以上の音楽出版社が対象。条件は公表されていないが、これら出版社はLime Wire創設者マーク・ゴードン氏に対しての申し立ても退けた。これは再度訴えを起こすことができない確定力のある決定。
音楽出版社は昨年6月にLime Wireを訴えた。その前には米連邦地裁のキンバ・ウッド判事が、Lime Wireはユーザーがデジタル楽曲を違法コピーするのを不当に支援したと判決を下している。同判事は10月にLimeWireサービスの閉鎖を命じた(関連記事)。
現在も、レコード会社13社がLime Wireへの著作権侵害訴訟を続けており、損害賠償の請求額は総額で数億ドルに上る可能性がある。裁判所の記録によると、原告は、Arista、Atlantic、BMG Music、Capital、Elektra、Interscope、Laface、Motown、Priority、ソニーBMG、UMG、Virgin、Warner Brothersなど。(ITmedia)