Fast and Furiousな晩餐 PART II

function.phpから余分なタグの削除などもやっておこう。
テーマのアップデートで上書きされてしまうので子テーマの
function.phpに記述しておく。

それと画像やギャラリー用に実装したlightboxや遅延表示用の
LazyLoadなどむしろ軽くなると思われるスクリプトやスタイルも
含めてプリロード分を動作の最小限まで徹底的に削ぎ落す。

最後にプラグイン。
これこそWordPress高速化の要とも言えるキャッシュや
画像の圧縮など最適化のための最も重要なポイントだが
やはり多くを入れすぎてもまた動作が重くなってしまう。
さらに同じ機能のプラグイン同士のコンフリクトなどの
相性問題もあるため、こちらも必要最低限に絞り込む。

それと、これはセキュリティ的にあまりお薦めはできないが
放置してる間にも定期的にバックアップは取っていたため
各ブラグインの新旧毎のバージョンを試すことができた。

それでわかったのが同じプラグインでも旧バージョンの方が
数値に現れる程パフォーマンスに優れてる物が多いことだ。
そこでいろいろ試行錯誤してみた結果、今回は以下のような
各プラグインの数値の最高だったバージョンを組み合わせた。

Google Analytics by Yoast 5.3
All In One SEO Pack 2.2.5
EWWW Image Optimizer 5.1.1
WP File Cache 1.2.9.1
Autoptimize 2.5.1
MO Cache 2.0

SEO系プラグインはパフォーマンス自体にほぼ影響はないが
他プラグインとのコンフリクトもなく一番軽く安定したバージョン。
キャッシュや圧縮系プラグインは過去にいろいろと不具合などが
報告されていた物も含まれてるので環境により注意が必要だが
とりあえず、当方の環境では、このバージョンの組み合わせが
不具合やコンフリクトもなく最もパフォーマンスが良かった。

これだけのチューンを施してみた結果、再計測してみると
ドジのろ亀の70台後半だったPageSpeed Insightsのスコアが
90台前半とほぼ設置時のスコアと同等にまで高速化できた。
Lighthouseでこのスコアはなかなかの物ではないだろうか。
次回はサーバー側の設定なども見直していきたいと思う。

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