米Twitterは現地時間の4日、CEOの交代を発表した。共同創業者のエバン・ウィリアムズ氏に代わり、COO(最高執行責任者)のディック・コストロ氏がCEOに就任した。ウィリアムズ氏が公式ブログで発表した。
ウィリアムズ氏は、Twitterは急速に成長しているが単に規模が大きくなることは成功ではなく、「独自の文化を持って世界に影響を与えつつ収益を得ること」こそが成功だと述べている。最近発表した新Twitterの公開も成功に向けたものであり、今後、同氏はこうした製品戦略に専念するため、CEOの座をコストロ氏に譲ったとしている。
コストロ氏は2009年9月にCOOとして同社に迎えられた。同氏は2004年にRSSフィードサービスFeedBurnerを立ち上げ、2007年に同社を米Googleに売却して同社入りし、製品や広告関連の幹部を務めた。ウィリアムズ氏によると、コストロ氏は3回のCEO経験を持つという。(ITmedia)