MS、モトローラを提訴 Android端末による特許侵害

Microsoftは現地時間の1日、Motorolaを同社の特許を侵害しているとして、米連邦地方裁判所および米国際貿易委員会(ITC)に提訴した。
Micorosoftは、同社が保有する、電子メール、カレンダー、住所録の同期、および、信号強度やバッテリ残量などの変化のアプリケーションへの通知に関する、9件の特許について、Motorolaの「Android」デバイスが侵害していると訴えた。訴状では例として、Motorolaの「Droid 2」を引用している。
今回の訴訟は、Microsoftが同社の「Windows Phone 7」OSを搭載するための電話機メーカーを集めようとしている最中に起こった。Googleが開発したAndroidは、無料で使用することが可能だが、Microsoftはスマートフォンメーカーに対し、Androidを選択する前に知的所有権に関する問題のクリアやそれに関する費用を考慮するよう主張してきた。
Motorolaはかつて、Windows Mobileの大手ライセンシーだったが、近年は主にAndroidへと移行している。(CNet news)