AT&T、衛星回線も利用可能なハイブリッド携帯を発売

AT&Tは、携帯電話の基地局がない地域でも衛星回線を利用して通信可能なハイブリッド携帯電話「TerreStar GENUS(PDF)」を発売した。
米国時間の21日に入手可能となった「TerreStar GENUS」は、初期設定ではAT&Tの携帯電話サービスを使用するが、電波の届かない地域では、衛星通信をバックアップ回線として利用できるデュアルモード搭載の携帯端末で、この衛星通信サービスは、音声、データ、メッセージングという3つの標準的な携帯電話サービスを提供するため、一般的なスマートフォンとして機能する。
TerreStar GENUSは、スマートフォンとしては「Windows Mobile 6.5」を搭載し、タッチスクリーン、Wi-Fi、Bluetooth、2.0メガピクセルのカメラ、MicroSDカードスロット、フルQWERTYキーボードを備えている。サービス提供地域は、米国、プエルトリコ、米領バージン諸島、および米国の領海に限られ、南方の上空に位置する通信衛星との間に遮蔽物がないことが条件となる。(CNet news)