WordPress テンプレートはGPLで配布されるべきだ

WordPress開発者のひとり、マット・マレンウェッグ氏の「WordPressテーマやプラグインはGPLライセンスで配布されなければ、GPL違反にあたる」との発言が話題になっている。
WordPressはPHPによってページを動的に生成できるCMSのひとつで、現在GPLライセンスの元で配布されている。テンプレートとはWordPressと共にロードされる複数のPHPファイルの集合体であり、WordPressによってコアデータにアクセスしてHTMLを生成する。このテンプレートにスタイルシートや画像など構成ファイルを含めたものがWordPressテーマである。
プレミアムテーマと呼ばれる有料テーマも数多く、3万人近い膨大な顧客を抱えてる有料テンプレートシステム「Thesis」でもGPLライセンスでの配布はされていない。マレンウェッグ氏は、これらはすべてGPLライセンス違反に当たると指摘、「Mixergy」というサイトにおいて、Thesisの開発者のクリス・ピアソン氏とSkypeを使った直接対決の場も設けられており、大手ベンダーも巻き込んでさまざまな物議を呼んでいる。