黒の理由

最近のマック関連サイトやブログのネタは「MacBook一色」と言う感じ。
中でも共通の話題は 「なぜ?黒モデルは、あんなにバカ高いのか?」
コレはもう「百聞は一見にしかず」 と言う事で!さっそくアキバへ。

やはり、それには理由があったようです。
前回に筆者がその価格差について冗談で

  「さぞかし高級な塗料なのでしょう」

と言ったのも、どうやら、あながち外れでもなかったようで・・
この黒はポリカーボネート表面にマットコーティングを施すことによって表面が傷ついても
傷の内部も黒く見えるようにすることによって傷を目立たないようにしてるんだそうです。

でも、このタイプの塗装って、かってのThinkPad Tシリーズ採用のピーチスキン仕様じゃないけど
新品の頃は高級感に溢れ素晴らしいんですが、使い込んでいくうちに塗装剥げが気になってきて
手入れを怠ったり劣悪な環境だと、S30のパームレストのようにベタベタになりやすいんですよね。
まぁ、そこはさすがにアップルのことですから、しっかりと考えて対策は万全かとは思いますが。

筐体の塗装以外にも、側面コネクター内部のフィニッシュにも違いが見られました。
画像をご覧になれば、おわかりになるかと思いますが、白モデル端子の内部は
金属のままですが、黒モデルはちゃんとその内部まで黒く仕上げられています。

   

その他、光学ドライブに使われるフェルト材までも、専用の黒いモノが採用されてました。
こう言った見えない所や細部への、こだわりこそがアップルの真骨頂と言えるでしょう。
なるほどね。ココまでやってくれるのでしたら、この価格差でも納得はできるというもの。
ブラックは!まさに!スペシャルなモデルなんです。