黒の復活

予定より1週間遅れで発表された MacBook ですが。
巷の噂通り!黒もキましたね。しかしブラック仕様は
上位2.0Ghzモデルのみ。おまけにHD容量が20GB
大きいだけなのに?白よりも、2万円も高いって?!
う~ん、きっと、さぞかし高級な塗料なのでしょう(笑)

ちなみに白はiBookと同じ艶あり仕様ですが、黒は同じポリカーボネートでも
「クリヤ艶消し塗装」と言う凝った手法で仕上げられてるんだそうです。

ディスプレイ画面は予想では先代の iBook G4 の14インチサイズのまま
ではないかと言われていたのですが。13.3インチのクリア・ワイド液晶が
採用されています。やはり MacBook Pro との差別化を明確にすると言う
意味もあったのでしょうか。それでも液晶の明るさや鮮やかさは勿論の事、
表面にARコーティング処理を施して反射や映り込みの軽減化を図るなど、
先代iBook G4のディスプレイよりも更に改善されています。

ところでノートと言えば気になるのはグラフィック性能。今回、使用されてるのは
Intel Mac mini と同じチップセット内蔵ビデオアクセラレータ(Intel GMA 950)です。
しかし、この GMA950って?、性能的には、どうなんでしょうね?、関連サイトでも
そこそこのベンチは出てるみたいですが、デスクトップの波紋も出てるって事は
どうやらCore Imageにも対応はしてるようだしね。このクラスのノートとしては
とりあえずは及第点と言ったところではないでしょうか。

さて、肝心のCPUスペックですが、アップルのベンチによると
MacBook Core Duo 2GhzとiBook G4 1.42Ghzの両スコアを
比較した場合、約5倍のパフォーマンスを発揮しているとの事。
Core Duo(デュアル)ですから単純計算で2倍?になったとして
もCPU単体でも Intel CoreチップはG4チップの倍以上の性能
を持っていると言う事になるんでしょうかね。

それを考えると今回の上位モデルの約18万円と言う価格設定はコスト
パフォーマンスと言う意味でも歴代のマックノート史上、ベストに値する
のではないかと思います。(将来は当然もっと安くなるでしょうけど)

まとめとして筆者の今回の MacBook に対する全体的な印象は
性能的には Mac mini Core Duo がノートになったようなスペック。
旧 iBook G4と見た目や値段は、それほど変わらないようですが
実は、それはまったくの「似て非なるモノ」…そんな感じです。