工藤ちゃん

Kudo & Dandy
1989年11月6日 享年39歳

ある日の朝、私は新聞を見た
そして震えた・・


あれから、もう16年も経つんですね。
私は今だに自分の心の中に脈々と流れる優作スピリットを拭い去る事ができないでいます。
最近、また巷で、CMや映画、ドラマなど、優作さんが再び脚光を浴びてきているようです。
以前、美由紀夫人が BS 11ch のインタビューで語っていた言葉。

「優作は凄い、凄いと世間で言われ、じゃあそんなに凄い作品なのかと言うと
 それほどでもない。でも彼は、彼でなければできない作品を創っていたわ」

テレビにも関わらずハッキリと「それほどでもない」とは、妻でこそ言えた台詞ですね。
実は自分でも昔から同じように思っていたので、この言葉は今でも印象に残っています。

でも、その「それほどでもない」作品のひとつがなかったら・・
彼女が、この台詞を言う日も来なかったかもしれません。

そして私も、ふと気がつくと、すでに優作さんの年令を越えてしまいました。
もう、ただ永く生きるだけの退屈な人生なら、いっそ優作氏に逢いに行きたいです。

彼、バーボン、好きだったよなぁ・・乾杯、そして合掌