最近、巷で話題になっているブラックバスのリリース禁止条例訴訟ですが
実は私、30年前・・まだ日本ではバスフィッシングどころかルアーフィッシング
という言葉すら一般的でなかった頃、すでにブラックバス釣りをやってました。
それも都内某所で(笑)
ですのでフィッシャーマンや湖沼管理者の気持ちも双方の立場も良くわかります。
でもですねぇ…今回の清水国明さんを初めとする釣り人団体の意見にはちょっと
賛同しかねますね。なぜなら、まずはバスフィッシングで言うキャッチ&リリースは
スポーツ上のルールとか言われていますが、コレにはちょっと語弊があります。
実際は1970年代後半に米国でバスフィッシングが爆発的に流行した時期があり
それであまりにも乱獲が進んで米国のブラックバスが減少してしまったんですね。
それで、その頃発足した米国のバスプロ団体がキャッチ&リリースの推奨を始めた。
それが発端と言われています。そのスピリットが、いつの間にかブラックバスと共に
世界中に定着し、そのまま間違った形で暗黙のルールのようになってしまいました。
ですから今回の日本のようにブラックバスが増えすぎて困ってる国ではですね。
このルールを持ち出したり論ずること自体がむしろおかしいという事なんですね。
しかし、清水さんほどのお方ですから、いろいろ立場とかもあるんでしょうけど…
それに気づかないはずがないと思うんですけどね